日本を埋没させつつあるのは、保身のために近視眼的な対策に奔走する政治家と、その無能ぶりに対する自衛策として国を“売る”行動に走り始めた国民であるなどと、衝撃的な告発をする書。統制と安心を欠き、一人ひとりが生き残りを賭けてなりふり構わなくなった今の傾向は、17世紀の政治哲学者ホッブスが唱えた「万人の万人に対する闘争」さえ想起させると言う。(91ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:627文字
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