週明け6日の世界の株式市場は軒並み大幅な下落となり、米国ではダウ工業株30種平均が1万ドルを大幅に割り込んだのに続いて、7日には日経平均株価も1万円の大台を割った。欧州で銀行間の資金を融通し合う短期金融市場が事実上機能を停止。国境を越えた資金争奪の様相を呈するなど、金融恐慌の色彩が濃厚になってきた。 今回の震源は銀行預金の全額保護を打ち出したアイルランド。(6〜9ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:5284文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。