アイガー北壁を日本人として2番目に登攀(とうはん)。そして若くしてアウトドア用品会社を創業——。こう聞けば、さぞかし勇気があって思い切りがよいのだろうと、皆さん想像される。実は、真逆(まぎゃく)。相当な怖がり屋です。雨が降ったらどうしよう、日帰りでも懐中電灯は必要だ、などと登山家はいつも悪いことばかりを想定する。経営も全く同じ。(1ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1441文字
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