「3月危機」として懸念されてきたのは大きく分けて2つ。決算期末の資金繰りと、保有株の価格下落で損失が発生することによる自己資本不足だ。前者は主に企業の問題で、この半年、中小企業ばかりか大企業までもが手元資金の確保に躍起になってきた。後者は主として銀行の問題で、「株価次第では、地方銀行が2〜3行破綻しかねない」との噂が根強くささやかれてきた。(6〜7ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3495文字
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