未曾有の大震災とともに、原子力発電の安全神話は脆くも崩れ去った。東京電力・福島第1原子力発電所の事故は、いまだ収束のメドが立たない。この事故は、東電が言う「想定外の津波」が引き起こしたのではない。むしろ、想定可能なリスクを指摘する声に耳を傾けなかった結果だ。政治家や官僚、学界までも取り込み原発批判を封じ込めてきた東電。(18〜19ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:355文字
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