東日本大震災の発生から1カ月半が過ぎた。被災地の復旧が少しずつ進む一方、ようやく深刻な被害が明らかになってきたものもある。その1つが科学研究分野の損失だ。 「もう研究ができないほどの壊滅的な被害を受けたという印象を持たれては困るが、大きな支障が生じているのは事実だ」。東北大学の井上明久総長は言葉を選びながら、こう切り出した。(6〜7ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:2749文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。