1990年代の金融危機の際に注目され、3・11の震災後に再び脚光を浴びている本書は、いわば「有事のバイブル」だ。少々刺激的な題名を持つ本書は、ノモンハン、ガダルカナル、インパールなど第2次世界大戦における旧日本軍の戦闘を研究したものである。 日本軍の数々の失敗に共通しているのは、現実から目をそらそうとする姿勢だ。(123ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1252文字
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