国内で渦巻くTPP(環太平洋経済連携協定)反対論に配慮しながらも、交渉参加表明に踏み込んだ野田佳彦首相。その決断を引っ提げて臨んだアジア太平洋経済協力会議(APEC)は、各国の利害が交錯する国際交渉の現実を痛感する場になったに違いない。 象徴的なのが、米国の反応だ。バラク・オバマ大統領は「日本の決断を歓迎する。(10〜11ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3114文字
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