経済界では、厳しい経営環境を示す「六重苦」という表現が定着した。中でも鉄鋼業はさらに多くの苦境を背負い込んでいる。 六重苦とは円高、高水準の法人税、電力制約、行きすぎた環境対策、貿易自由化の遅れ、厳しい労働規制を指す。鉄鋼業の2012年3月期の決算見通し悪化を見ると、タイの洪水や市況下落、さらに国内市場への韓国勢の侵食という「プラス三重苦」に悩まされている。(18ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1536文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。