昨夏以降、多くの新興国通貨が対ドルで大きく下落した。欧州債務危機の影響で、投資家が新興国に対する投資のリスクを強く意識させられたのが主因である。欧州危機が小康状態に入ったことで、今のところ通貨安の進行に歯止めがかかっているが、当面は下振れリスクがくすぶり続ける。 なぜなら、欧州危機はいつ再燃しても不思議ではないからだ。(22ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1492文字
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