薬害エイズ事件で、血友病患者に輸入非加熱血液製剤を投与し、エイズウイルス(HIV)に感染、死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた元帝京大学副学長、安部英被告の判決が3月28日、東京地裁であった。永井敏雄裁判長は「HIVに感染させ、死亡させる危険性は予見できたが、その認識の程度は低く、投与をさせた被告の過失はない」などとして、無罪(求刑禁固三年)を言い渡した。(14ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:391文字
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