『V字回復の経営』(三枝匡著、日本経済新聞社、一六〇〇円)は、業績不振の大企業が、その原因である赤字部門を二年で立ち直らせるプロセスを描いた経営改革ストーリー。著者は企業再建のコンサルタントで、自ら手がけた複数の事例をもとに小説仕立てにまとめている。 主人公の考え方や行動にリアリティーがあり、経営改革の教科書として非常に参考になる。(164ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1302文字
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