創業以来初となる2002年3月期の最終赤字から一転、わずか2年で過去最高益を記録し底力を見せたセイコーエプソン。V字回復の原動力をたどるとおよそ10年前までさかのぼる。 「新製品を出すスピードが他社に比べて遅い」─。1994年に、当時社長だった安川英昭氏(現会長)の号令でエプソンの全社業務改革は始まった。設計ツールの統一やIT(情報技術)インフラの再構築。(54〜55ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:717文字
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