戦国の名将、毛利元就が有名な“三本の矢”の教訓で、最初に折った一本の矢は、元就にすれば三男の小早川隆景であった。つまり、瀬戸内海の水軍を統括する小早川家の養子になった隆景は、現在、本家の毛利家を凌ぐような勢いを示している。元就は、 (隆景の勢いは危険だ) と感じた。(116〜119ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4119文字
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