海岸沿いの急斜面の崩壊を防ぐ工事で,「くさび形アンカー」と呼ぶ方式を初めて採用した。一般的に使われている摩擦型アンカーに比べて先端の定着部が短くて済むうえ,削孔径も細くできる。工費を約2割削減できた。施工機械などの設備は,摩擦型アンカーと同じものをそのまま利用できるのも特徴だ。 地すべり防止工事を実施しているのは,日本海に面した松江市内の魚瀬地区。(26〜30ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:2623文字
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