一九八〇年代まで、あれだけの活力を誇った日本経済は長期停滞に陥り、浮上の兆しが見えないでいる。それは、実質GDP成長率の長期的な推移を見れば明らかである。一九九二年度から二〇〇三年度の十二年間における平均成長率は、わずか一・一%。この数字は、同じ時期に米国が三・二%、英国が二・六%の平均成長率だったことを考えるとかなり低い水準といわざるを得ない。(22〜27ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:8150文字
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