紳士、婦人、子供の衣料品を扱うアパレル産業の国内市場規模は約九兆六千億円(図1)。世界でも有数のファッション大国である。しかしその実態は典型的な内需型産業である。日本関税協会の輸出統計によると、二〇〇四年度の輸出額は五百三十億円で、国内販売額の〇・五%にとどまっている。 日本のアパレル産業が本格的に立ち上がったのは一九七〇年代のことだ(図2)。(72〜73ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:2150文字
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