工事ごとに現場条件が異なるにもかかわらず、技術基準によって仕様が一律に定まっていることが多い。その代表が、コンクリートの配合だ。 1995年の阪神大震災以降、耐震性能を高めるために鉄筋の配置が高密度になった。にもかかわらず、コンクリートのスランプは従来通り8cmの標準仕様で設計する場合が多い。その結果、問題になっているのがコンクリートの充てん不良だ。(80〜81ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1726文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。