四国のある県道で1996年3月2日、推定重量10tの落石が走行中の乗用車を直撃した。運転者は衝撃で重体となり、病院に運ばれたが死亡した。 落石のあった斜面は、全体が樹木に覆われていた。事故の後に調べたところ、道路の82m上方に砂岩の基盤が露出し、亀裂の発達したがけを形成していた。そこから岩塊が抜け出し、バウンドしながら斜面を落下した。(71〜74ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3084文字
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