1972年の創刊以降の医療政策の歴史を振り返ると、その中心には、常に「老人医療」があった(表1)。73年の老人医療の無料化を契機として、老人を長期間入院させて「薬漬け」「検査漬け」にし、多額の利益をあげる老人病院が出現、社会から大きな批判を浴びていたからだ。 本誌も、「『1件平均7万点』ある老人病院の投じた波紋」(82年3月号)などで、その一端を報道してきた。(28〜33ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:6977文字
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