引き渡し後11年目の木造戸建て住宅に建築当時の施工ミスが大量に見つかったトラブルを巡り、住宅会社が建て主から訴えられた裁判で、札幌高等裁判所は2012年2月23日、建て主の訴えを認めた一審判決を支持して住宅会社の控訴を棄却した。争点はこうした施工ミスが、瑕疵担保責任期間が過ぎた後でも建築の設計者・施工者の責任を問える「不法行為責任」に当たるか、という点だった。(65〜68ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4193文字
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