判例に学ぶ医療トラブル回避術
カンガルーケア中に急変　病院側の過失を否定
田邉　昇　中村・平井・田邉法律事務所

　裁判所は、（1）被告病院の産婦人科医師や助産師が、分娩後2時間以内の新生児に急変が起こる可能性があると認識していた、（2）日本未熟児新生児学会の「カンガルーケア・ガイドライン（案）」に基づく検討で、機械的なモニタリングを行うとモニターの誤作動…(119〜121ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数：4366文字

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